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Departure

豊中刀根山病院-結核隔離病棟

そもそもの始まりは9月終わりごろに結核陽性疑惑が浮上、即座に強制入院(というより隔離)させられた事でした。最低3か月の入院を覚悟していたのが2週間で済んだものの、秋晴れの最高の天気の中、部屋から一歩も出られない状態にストレスは溜まりまくり。そしてこれまで風邪一つひいたこともない自分も、歳を取ってしまったんだなとしみじみ感じました。やはり人生はいつ何が起こるか分からない。やれるうちにやりたい事をするべきだ。ディンギーという小さい一人乗りのヨットをやっていた自分が本当にやりたかった事は、大好きな海を自由に駆け巡る事。退院したら即座にクルーザー(大きいヨット)を買い、1か月ほど仕事を休んでどこか航海に出かけようと決めました。

荷物の搬入退院後に12艇ほど試乗してみた結果、山口県徳山にあるベネトウ・ファースト310を購入することを決定。大阪まで持って帰る海程は生まれ育った大好きな瀬戸内海。買ったその日から航海計画を立てていました。常識的な海の先輩方からは大反対されましたね。初めてのクルーザーで荒れる事が予想される真冬の海を一人で回航するなんて、と。しかし太平洋を渡ったり、世界をヨットで周った経験のある先輩達は全く違いました。僕がそれをするのをさも当たり前だ、というような感じで、即座に具体的なアドバイスをくれ始めました。

櫛ヶ浜ボートパーク出発の前日に元オーナーのH氏と食事。フネのクセや思い出などをお話しいただき、また翌日の出発日には朝5時に港に来て準備をしていただき、とてもお世話になりました。
初めてのクルーザー(ヨット)で一人旅。しかしどういうわけか不安など全くなく、瀬戸内海を独り占めできるんだ!という喜びの方が遥かに大きかったですね。しかしそれが甘かったと後日知る事になるわけですが…。

笠戸湾何にせよ出港日は最高の天気!これから周る瀬戸内海が楽しみで仕方ありませんでした。海から、自分のヨットから見る瀬戸内海は想像した通りなのか?色んな泊地でどんな人と出会えるのか?まだ知らない瀬戸内の島々の様子は?そんな事ばかり考えながらの出発でした。

< by Captain Takaya >

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