x
Lifeline

IMG_3402ライフラインをワイヤーからベクトランロープに交換。購入時に付いていたワイヤー自体は十分使える状態だったのですが、ワイヤーに巻かれてある白いカバーが劣化してみすぼらしい、ターミナル類も劣化していた、また他と違った少し個性的なヨットに仕上げたい、という理由から交換を決定しました。

IMG_3252当初はダイニーマかマーローブレードにしようと考えていましたが、これらは破断強度はワイヤーに比類するものの、伸縮がワイヤーに劣る。つまり伸びてしまうという欠点があります。因みに破断強度の比較はこちら。
ダイニーマ6mm :1.5t
マーローブレイド6mm :1.07t
ワイヤー7X19 4mm :1.53t

色々調べているうちに、海外では破断強度、伸縮共にワイヤーロープに勝るベクトランをライフラインにするケースが多いようで、ベクトランロープについても色々調べてみました。

IMG_3387まず破断強度はVectran 6mmで約3.6t。ワイヤーよりもはるかに強いですね。これならスプライス処理での強度劣化、またスレによる劣化が起こっても少しであれば問題なさそう。次に金額ですが、国内だと6mmがメートル単位で約1,000円。余裕を見て50mは必要なのでロープだけで約5万円。しかも色の選択肢がダークグレーのみ。う~ん、ふざけてますか?という事で海外を検索。一番安かったのはAPSで販売しているYaleというメーカーのもので、メートルあたり約450円。送料を入れても十分こちらの方が安いですね。これに決定。

次にターミナル類。通常のワイヤー用ターミナルではダメなので、こちらも海外から取り寄せです。(国内にはワイヤー用ターミナルしか販売していない)。C.S.Johnsonというメーカーからスプライスライン用のライフラインパーツが売り出されていて、値段も手ごろ。これらのパーツをDefenderで購入する事にしました。

IMG_3403こちらが完成図。なかなか個性的なルックスとなりました。ただしこれまで使ってみた感想として、☆破断強度や伸縮に問題はなさそうだが、スプライスした部分がどうしても伸びてしまう。従って設置当初は後で十分な長さを縮められるようにターミナルを設定しておく必要がある。☆スレには弱そうなので、スタンションなどへの接触部分はビニルテープなどでカバーしておく必要がある。☆紫外線に弱いと言われている(未確認)。などがあります。

< by Captain Takaya >

Leave a reply
    x
    Agenosho Fishing Port

    IMG_1154初日の航路は徳山・櫛ヶ浜ボートパークから周防大島・安下庄漁港までの約30マイル。30マイルというと5Knot平均で6時間の距離ですが、何しろ12月、1年で一番日が短い時期。しかも知らない漁港へ。ネットの情報によると槍付けで泊めなくてはいけないらしい。という事で朝7時の日の出に合わせて昼過ぎに到着するイメージで櫛ヶ浜を出港しました。

    IMG_1773出港直後はセールを上げずとも、自艇が動いているというだけで満足だったわけですが、笠戸湾を出るとすぐにメインだけ上げ機帆走。その後落ち着いてきたのと風が追い風だったので約20マイルを帆走。この日は別にどうという事もありませんでした。快晴追い風の中を普通に帆走して約30マイル先の安下庄漁港に昼過ぎに到着。徳山で練習していた槍付けも上手くいき、夕方までヨットでネット等をやっていました。

    genosyo安下庄は母親の実家のある周防大島に位置しているので、子供の頃何度か来た事があるのですが、やはり自分のヨットで来ると何か違いますね。しかしこの日は初めての”航海”の喜びもあまり大きなものではなく、トラブルもなく、何だか拍子抜けしたような感じでした。ただ、夜の寂しい漁港に一人でヨット泊するのは、真剣に幽霊が心配でした…。(結局疲れ切って熟睡したので幽霊には出会えませんでしたが)

    < by Captain Takaya >

    Leave a reply
      x
      Departure

      豊中刀根山病院-結核隔離病棟

      そもそもの始まりは9月終わりごろに結核陽性疑惑が浮上、即座に強制入院(というより隔離)させられた事でした。最低3か月の入院を覚悟していたのが2週間で済んだものの、秋晴れの最高の天気の中、部屋から一歩も出られない状態にストレスは溜まりまくり。そしてこれまで風邪一つひいたこともない自分も、歳を取ってしまったんだなとしみじみ感じました。やはり人生はいつ何が起こるか分からない。やれるうちにやりたい事をするべきだ。ディンギーという小さい一人乗りのヨットをやっていた自分が本当にやりたかった事は、大好きな海を自由に駆け巡る事。退院したら即座にクルーザー(大きいヨット)を買い、1か月ほど仕事を休んでどこか航海に出かけようと決めました。

      荷物の搬入退院後に12艇ほど試乗してみた結果、山口県徳山にあるベネトウ・ファースト310を購入することを決定。大阪まで持って帰る海程は生まれ育った大好きな瀬戸内海。買ったその日から航海計画を立てていました。常識的な海の先輩方からは大反対されましたね。初めてのクルーザーで荒れる事が予想される真冬の海を一人で回航するなんて、と。しかし太平洋を渡ったり、世界をヨットで周った経験のある先輩達は全く違いました。僕がそれをするのをさも当たり前だ、というような感じで、即座に具体的なアドバイスをくれ始めました。

      櫛ヶ浜ボートパーク出発の前日に元オーナーのH氏と食事。フネのクセや思い出などをお話しいただき、また翌日の出発日には朝5時に港に来て準備をしていただき、とてもお世話になりました。
      初めてのクルーザー(ヨット)で一人旅。しかしどういうわけか不安など全くなく、瀬戸内海を独り占めできるんだ!という喜びの方が遥かに大きかったですね。しかしそれが甘かったと後日知る事になるわけですが…。

      笠戸湾何にせよ出港日は最高の天気!これから周る瀬戸内海が楽しみで仕方ありませんでした。海から、自分のヨットから見る瀬戸内海は想像した通りなのか?色んな泊地でどんな人と出会えるのか?まだ知らない瀬戸内の島々の様子は?そんな事ばかり考えながらの出発でした。

      < by Captain Takaya >

      Show Comments (3)